【野球】交流戦 L 4-0 T [5/31] 西武・渡部先制打、栗山HR、外崎2点タイムリー、本田圭佑今季初勝利 阪神完封負け連勝9でストップ
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ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による所属タレントへの性加害問題について、テレビ朝日の篠塚浩社長は30日の定例会見で「性加害は決してあってはならない。事務所が対応策をどう実行していくか注視していく」と話した。一方、今後の事務所との付き合い方については「変更はございません」と述べた。
今回の問題を巡っては、21日に情報番組「サンデーLIVE!!」で、所属タレントでキャスターを務める東山紀之さんが謝罪している。会見で篠塚社長は「東山さんにコメントしていただくのが自然だと考え、我々の方から持ちかけた。基本的にはあうんの呼吸ですけどね」と語り、事務所からの要請ではないとした。また、東山さんが話す内容について、番組は事前に認識していたことも明らかにした。(平岡春人)
朝日新聞社
5/30(火) 15:14配信
日刊スポーツ
六本木のテレビ朝日本社(2021年1月撮影)
テレビ朝日は30日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行った。
篠塚浩社長は、ジャニーズ事務所ジャニー喜多川前社長の性加害問題について「性加害は許されないし、あってはならないのは言わずもがな」と話した。
同事務所では今月14日、ジュリー藤島景子社長が公式ホームページに動画と文書を公開して謝罪。26日には対応策として、侍ジャパンヘッドコーチの白井一幸氏ら「社外取締役の就任」、「心のケア相談窓口の開設」、「外部専門家による再発防止特別チームの設置」の3点を報告した。策定を受け、「それぞれ外部の方というのがポイントだと思う。これらがどう実行されるのか、注視していきたい」とした。
今後のジャニーズタレントの起用について、西新取締役は「番組の企画内容を踏まえ、適性のある方にご出演いただいている。今後も変わりありません」と述べた。
また、同事務所に所属する東山紀之が21日放送の「サンデーLIVE!!」で性加害問題についてコメントした。篠塚社長は「東山さんは報道番組のキャスターであり、ジャニーズ事務所の所属である。東山さんがコメントすることは自然ではないかと判断した」。発言内容は事前に把握していたとした上で、「基本的には東山さんの考えです」と述べた。
テレビ朝日の定例社長会見が30日、都内の同局本社で行われ、ジャニーズ事務所の元所属タレントが告発した、創業者のジャニー喜多川前社長(2019年死去、享年87)の性加害問題について見解を示し、過去に報道をしなかったことについて「大変重く受け止めている」と説明した。
同局の篠塚浩社長は、この問題について「性加害は決して許されるものではない」と主張。また、「タレント起用に変更はございません」と、所属タレントの番組起用への影響はないと明かした。
3月に英BBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、4月に元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトが会見で性被害を受けたと主張したことで大きな注目が集まった性加害問題。ジャニーズ事務所は今月14日、藤島ジュリー景子社長が「深くおわび申し上げる」と被害を訴える人に謝罪するなど、ジャニーさんの性加害問題について初めて見解を発表。一方、この問題への対策が長年取られなかったとして、これまでのジャニーズ事務所の体制を「異常」と表現。再発防止に取り組むことを強調した。
だが、性加害問題については、1999年に週刊文春が記事化し、後に事務所との裁判にも発展しており、カウアンは「性加害の報道があればジャニーズに行かなかった」などと発言している。この件に関し、報道で触れてこなかったことについて、篠塚社長は「今回被害にあったと告白されている方が“テレビで報じられていれば”と発言されていることは認識していますし、そのことは大変重く受け止めております」とコメント。また、「当然、視聴者の方からも様々なご意見はいただいております」とし、「当社としてはそういったご意見を本当に重く受け止め、今後の放送に活かしていきたいと考えている」と述べた。
スポニチ
櫻井翔またまたジャニーズ性加害問題“ゼロ回答”…キャスター失格に加え問われるCM出演の是非
29日放送の「news zero」(日本テレビ系)でも、ジャニーズ事務所創業者、ジャニー喜多川氏の性加害問題について口を開かなかったのが、キャスターの櫻井翔(41)。
14日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長の謝罪コメント発表後、15日放送の「news zero」でメインキャスターの有働由美子アナ(54)が「この件については、番組で話し合って私が話します」と、櫻井の代わりにコメント。翌週22日の放送でも、櫻井はジャニー氏の件について話すことはなかった。
所属タレントでこの問題に初めて言及したのが、櫻井の先輩で事務所最年長の東山紀之(56)。東山はメインキャスターを務める21日放送の「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で、「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力、待ってもらいました」と語り、ジャニーズの長男として矢面に立った。
東山のコメントが櫻井をかばった形となったが、28日放送の情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)では、KAT-TUNの中丸雄一(39)が次のようにコメントしていた。
「僕の入った頃というのはジャニーさんとメリーさん、この両輪で動いてた。(略)いいこともあるけど方向性を間違えてしまうと、すぐに失敗してしまうということがあると思う。(略)そういう決定権が分散されてきて今の現代に合った、会社の規模相応の中身にしていこうという動きがあるのを、いちタレントとして感じてますね」
■CM出演する企業で不祥事が起こった場合は?
3週連続で無言を貫いた櫻井に、SNSでは、《櫻井翔さん何故貴方はこの番組で「キャスター」を?》《東山、中丸がコメントしたんやから櫻井も逃げずにコメントしろよ》《もう、キャスターって名乗らないで欲しい。普通のコメンテーターになりなよ》といった声があがっている。
「事務所の上層部からコメントを控えるように指示されているのかもしれませんが、自らの肉声でジャニーさんの件を伝えない櫻井には『キャスター失格』とともに、もう一つの声があがっています」(週刊誌記者)
それはキャスターを務めながら、企業CMに出演することの是非だという。
「ほかのタレントキャスターにも言えることですが、特に櫻井はより報道色の強い『news zero』に出演しています。櫻井は現在、長年イメージキャラクターを務めるアフラック生命など数多くの大手企業のCMに出演している。CMは売れっ子タレントの主要な稼ぎの一つではあるものの、キャスターをやるならCM出演は辞退するべきという声が上がっています。もし、CM出演している企業で不祥事が起こった場合、今回のジャニー氏の件と同様、キャスターとしてそれについてコメントすることができなくなるという最もな理由からです」(芸能ジャーナリスト)
櫻井はこうした声にどう回答するのか。